
EQUIPMENT & FACILITIES
地域の防災設備と資機材
消火器・防災倉庫・AED・防災行政無線・給水ステーション。旭丘一丁目を守る設備の位置と、 日頃の点検ポイントをまとめました。
街頭消火器
練馬区では約100m四方に1本のペースで街頭消火器を設置。旭丘一丁目の電柱にも赤いボックス入りの消火器が複数あります。初期消火は地震直後の延焼拡大を防ぐ鍵です。
- 位置を日頃から確認し、家族で「最寄りの消火器マップ」を共有。
- 年1回、区が委託業者に点検を依頼。破損を見つけたら防災課(03-5984-1686)へ連絡。
- 「ピンを抜く→ホースを構える→レバーを握る」の手順を家庭で練習。
ポイント
「隣近所と協力し火事は小さいうちに消す」が区からの合言葉。町会訓練で消火器体験を行っています。
防災倉庫と備蓄
旭丘小・中学校の校庭にはコンテナ型の防災備蓄庫を設置。毛布、投光器、発電機、炊き出しかまど、組立式トイレ、救助用工具などが一式揃っています。町会自主防災倉庫にも一輪車や土のう、浄水器等を配置しています。
- 区民防災組織と町会が年1回総点検を実施し、不足品を補充。
- 救助用のバール、ジャッキ、のこぎり等は訓練で使用手順を確認。
- 発電機・投光器は始動テストを実施し、燃料の鮮度を管理。
町会防災倉庫の主な備蓄
- ・炊き出し用かまど・鍋・燃料
- ・担架、救急セット、毛布、寝袋
- ・土のう、バケツ、一輪車、工具セット
- ・浄水器、携帯トイレ、衛生用品
- ・無線機、トランシーバー、情報掲示用品
AEDと医療体制
区内公共施設には399台のAEDが設置され、旭丘地域集会所では24時間使用可能な屋外型AEDを配備。学校にも設置されており、令和7年度からは門扉付近へ24時間対応モデルを増設予定です。
- 「ねりまっぷ」で設置場所を確認し、家族で最寄りAEDを共有。
- 練馬総合病院は災害拠点連携病院。旭丘中学校は医療救護所として開設予定。
- 薬局は特例で処方箋なし調剤が可能。薬剤師会が避難所に定点薬局を設置。
情報伝達と給水ステーション
防災行政無線・戸別受信機
区内207か所の屋外スピーカーから避難指示・火災情報を一斉放送。夕方チャイムが聞こえにくい世帯には防災ラジオ(戸別受信機)の配布制度があります。放送を聞いたら、耳の不自由な方・高齢者へ伝達を。緊急情報メール「ねりま情報メール」も併用しましょう。
災害時給水ステーション
断水時は学田公園(豊玉南3丁目)ほか5か所で1人1日3リットルを給水。ポリタンク・給水袋を持参し、町会の案内に従って整列します。東京水道局のスタンドパイプで給水するため、順番待ちにも時間がかかります。高齢者や要支援者には町会が持ち帰り支援を行います。