避難所へ向かう地域住民

EVACUATION GUIDE

避難所・避難場所ガイド

旭丘一丁目から指定避難所・広域避難場所・福祉避難所へ安全に移動するためのポイントを整理しました。 家庭の事情に合わせた複数ルートでの準備が大切です。

指定避難所(一次避難所)

地震などの発災直後は、徒歩で最寄りの指定避難所へ。旭丘小学校と旭丘中学校には、それぞれ約700名分の毛布・食料・携帯トイレなどの備蓄が整っています。 ペット同伴避難も専用エリアで受け入れ可能です。

徒歩圏内で徒歩避難
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旭丘小学校(練馬区旭丘2-21-1)

江古田駅から徒歩5分/発災後は校舎・体育館を開放

  • 物資備蓄:毛布・寝袋、1日分の非常食・飲料水、組立式トイレ等
  • 発電機・投光器・炊き出しかまどを備えた防災倉庫を併設
  • ペットは専用エリアで同行避難(補助犬は同室可)
02

旭丘中学校(練馬区旭丘2-40-1)

広い校庭・体育館で避難者を受け入れ/医療救護所も併設予定

  • 災害医療救護所(10か所の1つ)として72時間以内に開設
  • 要支援者向けの受付・情報共有ブースを設置
  • 町会安否確認班との連携拠点として運営

避難ルートのポイント

事前に複数ルートを確認し、昼と夜での見え方・障害物・ブロック塀の状態を把握しておきましょう。避難時は必ず徒歩、ヘルメットや防災頭巾、底の厚い靴で身を守ります。

  • 千川通りなど広い道路を基本ルートに。夜間は照明の多い商店街を活用。
  • 住宅街の近道は段差や狭さに注意。車椅子利用者はスロープや緩斜面を優先。
  • 出発前にブレーカー・ガス元栓を止め、施錠・火の確認を忘れずに。
  • 近所で声を掛け合い、持ち物はリュックにまとめて両手を空けて移動。

チェックリスト

  • 昼・夜それぞれで避難ルートを歩いて確認しましたか?
  • 家族と集合場所・連絡手段を共有していますか?
  • ペット用のキャリーやリードを常備していますか?
  • 非常持出袋は玄関付近に準備済みですか?

町会の防災訓練で、避難誘導・安否確認の流れを実際に体験できます。次回訓練の情報はトップページとLINEでお知らせします。

広域避難場所

大規模火災や延焼拡大が懸念される場合は、より広い公園・大学キャンパスへ退避します。風向きや火災状況に注意し、煙を避けながら広い道路を通って移動しましょう。

江古田の森公園

広域避難場所として指定。複数の出入口があり、園路の広場で消防・行政の誘導に従います。

武蔵大学キャンパス周辺

旭丘一丁目・栄町地区の割当先。延焼遮断帯となる千川通りを活用しながら移動。

福祉避難所・要配慮者支援

高齢者・障害のある方・乳幼児連れなど要支援者は、区が指定する福祉避難所(区内55~59施設)へ移送します。平常時から担当ケアマネジャーや地域の支援者と個別避難計画を作成しておきましょう。

  • 練馬福祉園、豊島園ちとせ保育園などが受け入れ候補。
  • 災害時要援護者名簿に登録し、支援担当者と連絡体制を共有。
  • 介助が必要な方は、安否確認班と民生委員が連携して移送。
  • 福祉避難所には紙おむつ、簡易トイレ、マスク、発電機など備蓄済み。